空き家のまま放置している実家はありませんか?
空き家の活用は所有者の義務!
ご近所さんにも大きな迷惑をかけています。
今、誰も暮らしていない親の持ち家が社会問題になっています。
そんな問題に直面した時にどうするべきか?
少しずつお話ししていきます。
空き家活用をパターン別に見る
親が入院した場合
高齢になった親が入院する。
介護のために老人ホームに入所する。
そういう時期が来ることは可能性としては高いです。
いざ、入院したら治療費を、介護老人ホームに入所するのにもお金がかかります。
そうなった時、主をなくした家はどう活用したらいいでしょうか?
例えば、
・売却処分してお金を得る
といった方法があります。
親が亡くなった
親が亡くなり、実家を相続したとします。
ですが、相続税のかかるほどの遺産ではなかった。
といった理由で、実家を放置していませんか?
これが問題になっているのです。
遺産相続の手続きの「相続登記」を放置している人があまりにも多すぎます。
この場合の活用法は、先に紹介したものとかぶりますが、
・売却処分してお金を得る
・誰かが住む
といった方法も付け加えられます。
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空き家になった実家を具体的にどうする?
子どもの誰かが住むという勇気
親だって財産を残してやりたい。
そう思ってはいました。
ですが、相続財産のほとんどが、親の所有していた不動産だけだった。
というパターン、多いです。
ですが、子どもの誰かが親の家に住むことで、他の相続人(兄弟、姉妹など)から不平、不満が出て来ます。
ですから、早い段階で遺産分割の話しをしておくことが大事です。
いざ、親が亡くなったら、
「親の面倒を見てきたのは自分だから」
と主張してきます。
遺産相続トラブルでやってはいけないこと
共有名義
不動産は相続人で分けようにも、そのままでは分けることは出来ませんよね。
じゃあ、兄弟(姉妹)で「共有名義」にしておけば?
といった話しも出てくるかと思いますが、これがトラブルの元凶になるんです。
共有をしないで遺産分割するには、他の相続人に対して「代償分割」をするという方法があります。
「代償分割」とは、親の持ち家(実家)を誰かが相続した場合、その差額をお金で代償するという方法です。
実はここにも問題が。
家を相続したから、他の兄弟(姉妹)に代償分割しなければならないけれど、支払うお金などない、といったケースが多いのです。
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親の土地建物は相続税評価ではグレーゾーン
親の持ち家である土地建物の不動産評価に関しては、実はあやふやな点が多いです。
相続税評価が実際の評価とは、かなり異なっていることもありますし、不動産の価格は景気に大きく左右されます。
だから、
「3.000万円と思って相続したら、実際は1.000万円の価値しかなかった」
「兄が相続した実家、相続評価の2倍になってる」
なんて、こともあるのです。
まとめ
親が残した実家は、住む、貸す、売るの3パターンの活用法があります。
ですが、どれをとっても問題は生じます。
やはり、親が元気なうちに、相続に関しては協力してもらいましょう。
そして、自分も多くの情報を集めて、相続に関して強くなりましょう。