「相続」というと、不動産や現金がフォーカスされますが、株の相続もあるんです。
株はギャンブル的な部分もありますが、資産として残すことが出来ます。
株の旨味
これから相続のことを考える世代は、所有している株が全盛期の頃の世代。
株を配当でもらう。
株を売り買いして利益を出す。
株主優待を受ける。
など、おいしい思いをたくさんしてきます。
株の価格には上下がありますが、資産として持っていれば、それなりの配当が受けられるのです。
上場株を生前贈与するには?
子どもも孫も
生きてる間に相続する場合の贈与では、基礎控除額は一人当たり、一年で110万円です。
ですから、子どもに限らず、孫にまで、果ては子どもの配偶者にまで贈与することが出来ます。
複数人が贈与することで、短期間で多くの財産を移転することが出来るわけです。
ここで問題なのは、未成年の子どもや孫に、株の譲渡が出来るのか?
ということ。
それに関しては、ズバリ!出来るんです!
とお答えします。
株式をそのまま贈与する
株式をそのまま贈与するに当たり、、贈与した株主の評価は、一番安い価格で評価されるということがポイントです。
贈与時点で株式が万が一値上がりしていても、過去における低い株価で評価してくれて、贈与税も低い価格で計算することが可能なのです。
つまり、2ヵ月前から贈与した当日までの、最も安い価格で評価してくれます。
この情報はとてもお得なので、是非、覚えておきましょう。
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株のメリット
現金ですとどうしても簡単に手をつけることが出来てしまいます。
それが、無駄遣いにも繋がるわけです。
一方、株は売るにしても、そのタイミングが大事です。
ですから、株はそう簡単には手をつけません。
現金でない資産を受け継ぐ人には、上場株はとても有効な手段です。
まとめ
財産を残す人は、出来るだけ平等に財産を分けたいと思っています。
株に関しても同じで、一番安い株価で評価してくれることで、子どもや孫にも財産を残すことが出来るのです。